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体重・食べ物に対して過度なこだわりを持ってしまうことで、ふつうの食事ができなくなってしまう『摂食障害』。
この病気は、極端に食べる量を減らしてしまう「拒食症(神経性やせ症)」と、大量に食べ続けてしまう「過食症(神経性過食症)」に大別することができる。
また、過食症には大量に食べてしまう一方で、食べた後に吐いたり、下剤を使って排出を繰り返すケースもある。
厚生労働省研究班の調査によると、国内の摂食障害の患者数は推計2万5千人とも言われる。
摂食障害を発症する原因としては、「完璧主義」や「自己評価の低さ」などの心理的な要因に加えて、家庭環境、「やせ」を礼賛する社会的な影響など、様々な要因か複合的に重なることが考えられている。
国内では、全国4カ所(宮城、千葉、静岡、福岡)に「摂食障害治療支援センター」があり、国立精神・神経医療研究センターに設けられた全国基幹センターから情報提供を受けている。
しかし、専門的な診療が可能な医療機関や医師はまだ少なく、治療に重要な本人からのヒアリングや家族へのアドバイス、栄養指導などが十分に行えていない現状がある。
また、スポーツの世界では、元女子フィギュアスケート選手の鈴木明子さんが現役時代に摂食障害に悩んでいたことを告白している。
フィギュアスケート・新体操などの審美性のある競技や、陸上の長距離など、アスリートが摂食障害に悩む実態も明らかになっているのだ。
体重管理を強いられる一方で、「忍耐力を持とう」、「完璧主義」、「指導者に認められたい」という選手心理が働くことで、一般人と比較しても、摂食障害のリスクが2倍以上高いという研究報告もある。
本来、体重を増やし、骨や筋肉を形成する時期にあたるのが思春期。
しかし、実際には、指導者が選手に過度に体重を落とすよう指導しているケースもあるという。
日本摂食障害協会では、「チームで取り組む摂食障害治療・支援ガイドブック」を発行しており、以下のようなサインは、選手の行動面で注意すべきとしている。
・必要以上に食にこだわる
・過剰なトレーニング計画を立てて取り組む
・体重変動が大きい
・生活リズムが乱れる
など
同協会では、これらのようなケースでは、専門的なサポートを受けることが望ましいとして、指導者向けの講習会の開催(年4回)、当事者からのメール相談(無料)も行っている。メール相談はアスリートに限らず、一般の方でも相談可能だという。
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