COPDの発症には、『好塩基球』が深く関与
公開日 : 2019.01.24 更新日 : 2021.10.06
東京医科歯科大学の研究グループによって、「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」の動物モデルの実験から、COPDに特徴的な肺傷害(肺気腫)が形成されるにあたって、『好塩基球(希少血球細胞のひとつ)』が重要な役割を果たすことが発見された。
『粒子線治療』による粒子線の照射位置をリアルタイムモニタで把握
公開日 : 2018.12.13 更新日 : 2021.10.06
東北大学などの共同研究によって、粒子線治療時の照射量に近い環境下でのガンマ線の撮像に成功し、粒子線治療での治療中リアルタイムモニタが開発された。
携帯型のX線撮影装置「CALNEO Xair」、総重量は3.5kg
公開日 : 2018.11.29 更新日 : 2021.10.06
富士フイルム株式会社は、在宅や災害現場など幅広いシーンで使える携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair」(カルネオ エックスエアー)を、10月1日から発売開始した。
男性喫煙者は、交通事故による死亡リスク高く
公開日 : 2018.08.17 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループが行った『喫煙と交通事故の関連を検討した前向きコホート研究』の結果から、「男性喫煙者」は交通事故による死亡リスクが高い傾向にあることが判明した。
脳震盪、受傷後の適切な対応が不十分な実態
公開日 : 2018.07.24 更新日 : 2021.10.06
『脳震盪』を含むTBIを起こしている患者の半数以上は、受傷後適切なフォローアップ治療を受けていないことが明かになった。
がんの血管構造を三次元・高精細に可視化
公開日 : 2018.07.12 更新日 : 2021.10.06
量子科学技術研究開発機構の研究グループによって、生体内のがん内部の血管構造を立体的・高精細に可視化し、治療中の血管構造の変化を安全かつ長期間追跡することに成功した。
『SENDA/BPAN』、小児期の頭部MRI画像に特徴歴な所見を示す
公開日 : 2018.07.05 更新日 : 2021.10.06
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)の研究グループによって、脳内の鉄沈着異常症「NBIA」の一型である『SENDA/BPAN』における小児期の頭部MRI画像には、「淡蒼球」、「黒質の対称性の腫大」、「高信号が一過性に出現する」という特徴があることが分かった。
『SENDA/BPAN』、小児期の頭部MRI画像に特徴歴な所見を示す
公開日 : 2018.06.15 更新日 : 2021.10.06
国立精神・神経医療研究センター(NCNP)の研究グループによって、脳内の鉄沈着異常症「NBIA」の一型である『SENDA/BPAN』における小児期の頭部MRI画像には、「淡蒼球」、「黒質の対称性の腫大」、「高信号が一過性に出現する」という特徴があることが分かった。
『ディープ・ラーニング活用』による乳房エコー画像診断システムの研究開発
公開日 : 2018.05.30 更新日 : 2021.10.06
東北大学の研究グループが、SAS Institute Japan株式会社の「SAS(R) Viya(R)」を採用し、乳がん診断の補助として、『ディープ・ラーニング』を活用した乳房エコー画像内の腫瘤識別を目的とした研究を開始した。
肺の生活習慣病ともいわれる『COPD』による老化現象を解明
公開日 : 2018.05.14 更新日 : 2021.10.06
大阪大の研究グループが「テトラスパニン」を欠損させた慢性閉塞性肺疾患(COPD)モデルマウスの長期研究から、加齢とともにCOPDが進行し、様々な老化表現型を示すことを突き止めた。
耐性菌を生じない『緑膿菌感染皮膚潰瘍』の新治療法
公開日 : 2018.04.27 更新日 : 2021.10.06
大阪市立大学とSBIファーマ株式会社の共同研究グループは、緑膿菌感染皮膚潰瘍に対して、「ALA(5-アミノレブリン酸)」の局所投与と「PDT(LED光を用いた光線力学療法)」を行い、緑膿菌を殺菌し、細菌感染していない場合と同等の創傷治癒促進効果を得ることに成功した。
脊髄損傷の神経幹細胞移植、「抗HMGB1抗体」の投与が効果示す
公開日 : 2018.04.12 更新日 : 2021.10.06
九州大学などの研究グループは、脊髄損傷マウスの急性期に「抗HMGB1抗体」を投与することによって、二次損傷で見られる血液-脊髄関門の透過性亢進を抑制し、脊髄浮腫を軽減させることを発見したと発表した。
『新型シリコン光センサ』で高感度の小型PET装置を開発、名大など
公開日 : 2018.01.29 更新日 : 2021.10.06
名古屋大学などの研究グループが、新型シリコン光センサを用いた『小型PET装置』を開発。乳がん検出率の向上や頭部用PET装置としてのアルツハイマー病の早期発見などが期待されるもので、製品化が進められる予定。
骨のコラーゲン繊維で『グリコサミノグリカン』が分解を調節
公開日 : 2017.12.12 更新日 : 2021.10.06
破骨細胞による骨吸収が亢進して骨量が減少する骨粗しょう症では、酸性微小環境が作成されるが、酸性条件下でグリコサミノグリカン(GAG)が骨の主要な有機質成分であるコラーゲン線維に結合して、『耐酸性コラーゲン線維』を形成することが判明した。
放射線防護剤『5CHQ』を開発、徳島大など
公開日 : 2017.11.21 更新日 : 2021.10.06
徳島大学などの研究グループが、正常組織の放射線耐性を高める放射線防護剤「5CHQ」を開発した。継続的ながん医療の放射線療法・化学療法を支援する新たな防護剤の創出につながるRadioprotective agonist(放射線防護性作動薬)になることが期待される。
「第5回モニタ精度管理セミナー」を開催、JARTとJIRA
公開日 : 2017.08.29 更新日 : 2021.10.06
JARTとJIRAの企画によって、「第5回モニタ精度管理セミナー」が開催された。約50名の診療放射線技師が参加し、精度管理(キャリブレーションなど)に関する講義や実機を使ってのデモンストレーションで精度管理に必要な知識・技能を学んだ。
世界最高速のMRIシミュレータ開発に成功
公開日 : 2017.07.04 更新日 : 2021.10.06
MRIのパルシーケンス開発において、筑波大学ではコンピュータ上でMRI撮像プロセスを忠実に再現する世界最高速の実用的MRIシミュレータの開発に世界で初めて成功したことを発表した。
画像下治療を行う放射線従事者の水晶体被曝
公開日 : 2017.06.23 更新日 : 2021.10.06
放射線白内障の「閾(しきい)線量」は従来の設定値よりも低いとされ、放射線従事者の放射線障害の発症報告もあるが、東北大学は画像下治療(IVR)を行う放射線従事者の眼の水晶体被曝線量を正確に測定し、軽量型放射線防護メガネの防護効果を初めて明らかにしたと発表した。
自社工場で開発・製造する国内開発の「3.0T MRI」発売、GEヘルスケア
公開日 : 2017.05.15 更新日 : 2021.10.06
GEヘルスケア・ジャパン社では、同社本社内にある日野工場で開発・製造し、生産性を向上するソリューション採用・新機能を搭載した3.0T(テスラ)MRI「SIGNA(TM) Pioneer」(シグナ パイオニア)の最新バージョンを販売開始した。
次世代のがん治療として『量子メス』の共同開発
公開日 : 2017.01.23 更新日 : 2021.10.06
量研機構と住友重機械工業、東芝、日立製作所、三菱電機の4社が包括協定により次世代の重粒子線がん治療装置「量子メス」の開発を行うことを発表した。2026年の実用化を目指し、がんによる死亡をゼロにする社会を目指すとしている。
クマムシの遺伝子がヒトDNAを放射線から守る
公開日 : 2016.11.08 更新日 : 2021.10.06
クマムシの遺伝子から放射線耐性のある新規タンパク質「Dsup」が発見された。これをヒト培養細胞に導入すると、ヒtDNAの放射線耐性も高まった。
高齢者の圧迫骨折、MRIによる早期検査で「遷延治癒」を予測
公開日 : 2016.08.17 更新日 : 2021.10.06
増加傾向にある高齢者の骨粗鬆症では圧迫骨折を引き起こし、「背中曲がり」や「腰曲がり」の原因にもなってくる。大阪市立大学の研究グループによると、MRI検査の所見で圧迫骨折の予後を早期予測できることがわかった。
MRIで「髄鞘」の再生過程を可視化、神経再生医療に期待
公開日 : 2016.04.01 更新日 : 2021.10.06
慶應義塾大学の研究グループでは、新しいMRI撮影法で脳脊髄の髄鞘の「再髄鞘化」を可視化することに成功した。今後、多発性硬化症などの神経難病の診療や脊髄損傷に対する神経再生
福島原発事故後の小児甲状腺がん、「被ばく」が原因で50倍に
公開日 : 2015.11.09 更新日 : 2021.10.06
岡山大の研究グループが、福島県内の小児甲状腺の発症率は、福島第一原発事故の影響による「被ばく」が原因で、全国の罹患率と比べて20~50倍になったとまとめた。これは過剰診断やスクリーニング効果による検出と説明するのは難しい数値だとした。
【広島】がん高精度放射線治療センター完成
公開日 : 2015.10.21 更新日 : 2021.10.06
診療放射線検査技師ニュース:診療放射線検査技師が絶対的に必要とされる現場に放射線治療施設がある。このほど完成した県立広島がん高精度放射線治療センターはその一つであるが、最先端の環境を備えた日本最高峰のがん治療センターとなるだろう。
日立製作所が「高精度放射線治療システム研修センター」を開設
公開日 : 2015.10.07 更新日 : 2021.10.06
日立製作所はヘルスケア・イノベーション事業の推進の一策として同グループの日立メディコ柏事業場内に「日立高精度放射線治療研修センター」を開設。世界トップブランドであるアキュレイ社の最先端機器「トモセラピー(TomoTherapy)システム」を導入した。
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